戦犯裁判の錯誤

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解説者紹介

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INTRODUCTION

ジャーナリスト上島嘉郎

日本を代表する保守メディアの雄、産経新聞「正論」元編集長 ジャーナリスト上島嘉郎 Yoshiro Kamijima

慰安婦問題や徴用工問題など「歴史戦」の最前線を精力的に取材する一方、明治以降の日本の近現代史の研究家として著書を持つ。

 

慰安婦問題とは、シンプルな「歴史的事実の有無」に関する問題ではなく、「歴史認識」という歴史を材料にした、政治や外交の問題である。いかんせん認識の問題なので、誤認や、時には嘘も混ざりこむ。ゆえに、、、

 

「今、何が起こっているのか」しかわからなければ、本質が見えない。


「なぜ、どんな歴史背景があったのか」という観点から最前線の出来事を見なければ、何が真実で、何が虚実なのか。そして、今、これから何が起ころうとしているのか、それを正しく見通すことはできない。

 

上島嘉郎とは、現代社会の最前線と歴史、その両方に精通し、両方とも広く、深く語ることができる稀有な論客の1人。現代の政治や外交安全保障の最前線の出来事と歴史的事実を結びつけ、「点と点をつなげるて語る」ことから、各方面の専門家からの評価も高い。

 

<プロフィール>

 

上島氏は、エリート揃いと言われる新聞業界のなかで、異色の経歴を持つ。 昭和33(1958)年長野県上伊那郡辰野町生まれ。母一人子一人の家庭環境で育つ。 中学生時代、家計を支えるために始めた新聞配達がきっかけで、毎朝、全国紙と地元紙に目を通すようになる。読書家で、新聞・雑誌への“投稿少年”でもあった。

 

一方で、梶原一騎原作の劇画「空手バカ一代」の世界に憧れ、空手にも熱中。中学卒業後は、「真の文武両道」を目指して、高校に進学することなく社会に出て働きながら独学を続けた。 その後、空手修行のため四国に渡り、21歳で愛媛県立松山南高等学校に入学。働きながら空手修行と投稿を続け、卒業後に愛媛県南部の地方紙の社主の目に止まり、新聞記者の道へ。

 

平成2(1990)年秋、産経新聞社の中途採用試験に「学歴高卒」として応募、大学卒業以上という受験資格の壁を乗り越えて合格、産経新聞社に入社。平成3(1991)年春にサンケイスポーツ編集局整理部に配属。

 

その後、
平成7(1995)年6月退社。「月刊日本」創刊編集長をつとめる。
平成10(1998)年10月 産経新聞社に復帰。以後、雑誌「正論」編集部。
平成16(2004)年2月 雑誌「正論」担当編集部長。
平成17(2005)年11月 雑誌「正論」担当編集部長兼別冊編集長。
平成18(2006)年11月 雑誌「正論」編集長(兼別冊編集長)。
平成22(2010)年10月 雑誌「正論」編集委員(兼別冊編集長)
平成25(2013)年12月より「日本文化チャンネル桜」キャスター。
平成26(2014)年7月に産経新聞社を退社。その後は「単騎」で活動。

 

平成7年に産経新聞社を辞めたのはフリーランスの記者として活動するためだったが、友人の斡旋で「月刊日本」の創刊に参画、初代編集長をつとめた。その後、金美齢氏や当時の吉田信行・産経新聞社常務取締役論説委員長との縁によって産経新聞社に復帰。以後、雑誌「正論」の編集に携わることになった。

 

「正論」時代には、石原慎太郎、渡部昇一、日下公人、竹村健一、西部邁、李登輝、早坂暁、松平康隆、曽野綾子、金美齢、上坂冬子、櫻井よしこ、長谷川三千子、百田尚樹といったビッグネームを担当し、マスコミ論では「反朝日」「反NHK」の論陣を張った。編集長として「別冊」を創刊、「日本を主語として考える」「事実に基づく」「論争を恐れない」「自社の利益より日本の名誉」などを意識して、「正論」を「諸君!」(文藝春秋)と並ぶ保守派のオピニオン誌として並び立たせた。平成21年5月の「諸君!」休刊時の内田博人編集長とのエールの交換は業界の語り種となっている。

 

産経新聞社退職後は、ジャーナリストとして雑誌、単行本執筆、テレビ出演など多方面で精力的に活躍中。

 

<主な著書>

 

主な著書に『優位戦思考に学ぶ―大東亜戦争「失敗の本質」』(日下公人氏との共著、PHP研究所)、『韓国には言うべきことをキッチリ言おう!』(ワニブックスPLUS新書)などがある。

 

 

上島嘉郎への推薦の言葉

 

RECOMMENDATION

石原慎太郎(作家)

 

この「正論」の元名物編集長は、気迫と男気溢れた日本男児である。異色の人となりについては、氏をモデルにした私の「一途の横道」という短編を読んでほしい。

 

氏の著書が多くの人に読まれることを、私は以前から楽しみにしていた。

 

※個人の感想です。

 

日下公人(多摩大学名誉教授)

 

上島氏は、雑誌編集者として一時代を築くとともに、近現代史の研究者として戦後の通説とされた歴史観に縛られない「博覧強記」の人でもある。

 

虚と実が交じり合う歴史戦において、「日本の真実」を語れる貴重な論客だ。

 

※個人の感想です。

 

金美齢(評論家)

 

上島さんとの付き合いは四半世紀以上になります。産経新聞社発行のオピニオン誌『正論』の編集者として長く論壇を支えてきた彼が独立し、著述やインターネット放送のキャスターとして活躍するのを頼もしく思っています。

 

彼はニューギニアやガダルカナル、サイパン、フィリピン、ビルマなどの戦跡取材のほか、台湾の李登輝元総統や〝老台北〟と呼ばれた蔡焜燦さんら、戦前日本の「真実の歴史」の扉を開く人々と数多く出会っています。私の夫の周英明が40年ぶりに台湾に帰国した折も同行取材してくれました。日台の歴史の絆は日本人に覚醒を促すものです。

 

どんな国にも光と影があります。日本は素晴らしい歴史を持つ国なのに、なぜ戦後の日本人は影ばかり見て、自らを貶めようとするのでしょう。子供たちが「我が日本」に誇りを持てるように、まず大人たちが、自虐でも、自尊でもない「真実の歴史」を知る必要があります。

 

上島さんの話は大いに役立つでしょう。期待し、応援しています。

 

※個人の感想です。

 

三橋貴明(経済評論家)

 

「正論」編集長時代から有名な話なんですが、上島さんはとにかく話が熱いし、面白いし、わかりやすい。

 

氏の熱い語りに触れるたびに、日本人の気高さ、日本人の誇りを感じることができ、「日本人で良かった」と思えます。素晴らしい語り部です。

 

※個人の感想です。

 

杉田水脈(衆議院議員)

 

「慰安婦問題、徴用工問題、沖縄独立問題など「歴史戦」の現場の最前線を知るジャーナリスト。戦前との連続性を断たれた「現代の欺瞞」について知り抜いていますから、上島さんの話を聞くと「過去」と「今」がつながります。きっと新たな視点が手に入ることでしょう。」

 

※個人の感想です。

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